沖縄の交通事情

沖縄の交通事情や道路事情を解説します。

沖縄の交通事情

沖縄には鉄道がゆいレール(モノレール)しかありません。メインは路線バスとタクシーとなります。

◎ゆいレール
那覇空港駅~首里駅間の15駅、全長12.9キロ(営業キロ)を約27分で結ぶモノレール。
初乗り200円で、始発駅から終点駅までの運賃は290円。
平日の朝の出勤・通学時には6分おきに走っており、その他の時間帯も数十分おきに走っています。(始発6:00、終電23:30)

◎路線バス
沖縄本島の路線バスは複数社で運行されていますが、系統番号は全社共通なので一度覚えてしまえば便利です。
那覇市内の市内線は充実しており、本数も結構あります。
市内線のほとんどは均一料金で乗車時に220円を支払います。(一部例外もあり)
その他の路線は整理券方式で降車時に利用した区間の運賃を支払います。
(運賃については、各バス会社にお問い合わせ下さい。)

◎タクシー
沖縄のタクシーは本土と比較して割安です。
小型であれば最初の1.8キロまでの初乗り運賃は500円、深夜早朝割増も22時~5時まで2割増となっています。

沖縄の交通機関一覧
道路事情

沖縄本島は車社会であり、通勤通学のラッシュ時には結構渋滞します。
渋滞していない時も運転速度が遅い車が多く、本土から来た方はイライラしてしまう事も多いかもしれません。
でも、これが沖縄。イライラせず安全運転でお願いします。
高速道路は、名護市の許田から那覇までの57.3キロを結ぶ沖縄自動車道と、 沖縄自動車道の西原jctから分岐し、最終的に那覇空港までの約20キロを結ぶ予定の那覇空港自動車道がある。
基本的にはあまり渋滞はしませんが、2010年6月からの高速無料化実験の影響で時間帯によっては渋滞します。
また、北部地域への帰省ラッシュ時も渋滞します。
そんな車社会の沖縄ですが、以下では、快適なカーライフを送るため注意すべき交通ルールや沖縄の運転マナーなどをご紹介します。

◎バスレーン規制
渋滞緩和とスムーズなバス運行を行うために、一部道路では平日の朝夕ラッシュ時にバスレーン規制が実施されています。
バスレーン規制には、「バス専用レーン」と「バス専用道路」があり、 「バス専用レーン」では、一般車両はバス専用レーン以外の車線(レーン)を通行しなければならず、 「バス専用道路」では、一般車両は通行できません。
(タクシー、二輪車、指定車など一部車両を除く)
点数を引かれ、反則金も取られますので、注意が必要です。
規制道路や規制時間など、詳しくは沖縄県警察ホームページをご参照下さい。

◎中央線移動
那覇市内を走る県道29号線(崇元寺通り)は、上下線合わせて3車線の区間があり、時間ごとに中央線が移動し、 上りと下りの車線数が変わります。
頭上の標識などで表示されているので注意して走りましょう。

◎滑りやすい道路
沖縄の一般道は石灰岩が多く含まれ磨耗しやすく、強い日差しもアスファルトの劣化を加速させるため、非常に滑りやすくなっています。
特に雨が降ると、とても滑るので、車間距離を空け、スピードを抑えて注意深く運転することが肝要です。
バイクも非常に転倒しやすいので、バイクの運転者も周囲の車の運転者も注意しましょう。

◎運転マナー
穏やかな気質とは裏腹に、一部の運転者にはマナーが悪かったり、危険な運転をする者もいます。
方向指示器を使わずに急に曲がったり、車線を変更したり、わき道から急に飛び出してきたり、 ものすごい遅い速度で走っていたり、道の真ん中で突然停まったりetc.・・・
バイクは特に危険で、ものすごいスピードで車と車の間をすり抜けるように追い越していくバイクが多いです。
車線変更や右左折時には事故にならないように、ミラーを確認するだけでなく、 目視でそのようなバイクの発見に努めることがご自身を守る事にもなります。

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