物価は安い? 高い?

沖縄県の物価は安いとよく言われますが、確かに安いものもあれば、逆に高いものもあります。
トータル的に考えると、安いには安いですがそれほど安くはないというのが実情です。
物価とは違いますが、沖縄は暑いので、エアコン使用による電気代は移住前より高くなる傾向があるようです。
賃金が安いので、物価が多少割安でも、収入に占める生活費の割合は逆に増えるケースが多くあるので注意が必要です。

家賃

様々な条件により異なりますので、簡単に比較は出来ませんが、 同じ広さの賃貸物件で本土と比較すると、かなり割安です。
那覇市であっても単身向け物件であれば5万円以下、家族向けであっても5~6万円代くらいの物件が結構あります。

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ガス

ガス料金については、全国平均並み、もしくは若干割高な感じです。
ちなみに、2010年10月末時点でのプロパンガスの税込み一般小売価格の全国平均は、12,018円(20立米) 沖縄県の2010年10月末時点でのプロパンガスの税込み一般小売価格の平均は、12,198円(20立米)となっています。

沖縄のガス料金
電気

電気料金については、全国平均よりも若干高めです。
エアコンなどの利用頻度も高いことから、電気料金は高く感じると思います。
現在の電気料金との比較は、沖縄電力電気料金シミュレーションを利用すると便利です。

沖縄の電気料金
水道

上水道の料金については、全国平均よりも若干割安です。
ちなみに、平成21年4月時点での全国平均は、口径13ミリ、10立米の場合で1,483円(税込)、 平成21年末時点での沖縄県の口径13ミリ、10立米の場合の上水道料金は、1,227円(税込)となっております。

沖縄の水道料金

・水道料金については、沖縄県各市町村の水道局でお調べください。

ガソリン

沖縄県はガソリン価格が全国一安い県です。
これは、「沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律」により、ガソリンに掛かる税金が軽減されているためです。
具体的なガソリン価格については、条件により様々なので、ガソリン価格の比較サイトなどを参照してください。

沖縄のガソリン価格
食品・外食

スーパーによって特売などで価格にばらつきがあるので一概には言えませんが、 沖縄本島は基本的には本土とあまり変わらないかと思います。
沖縄のスーパーのチラシをインターネットで見る事が出来るので、各食品の価格はそちらを参考にしてみてください。
外食は一般的に価格も安く、量も多いかと思います。
但し沖縄に限らず、自炊に比べたら割高ですのであしからず。
離島はやはり割高です。
天候悪化などで船が出ない等、様々の要件で生鮮食品などの価格は大きく変動します。

沖縄の食品価格
交通機関

沖縄には鉄道がゆいレール(モノレール)しかありません。メインは路線バスとタクシーとなります。

◎ゆいレール
那覇空港駅~首里駅間の15駅、全長12.9キロ(営業キロ)を約27分で結ぶモノレール。
初乗り200円で、始発駅から終点駅までの運賃は290円。
平日の朝の出勤・通学時には6分おきに走っており、その他の時間帯も数十分おきに走っています。(始発6:00、終電23:30)

◎路線バス
沖縄本島の路線バスは複数社で運行されていますが、系統番号は全社共通なので一度覚えてしまえば便利です。
那覇市内の市内線は充実しており、本数も結構あります。
市内線のほとんどは均一料金で乗車時に220円を支払います。(一部例外もあり)
その他の路線は整理券方式で降車時に利用した区間の運賃を支払います。
(運賃については、各バス会社にお問い合わせ下さい。)

◎タクシー
沖縄のタクシーは本土と比較して割安です。
小型であれば最初の1.8キロまでの初乗り運賃は500円、深夜早朝割増も22時~5時まで2割増となっています。

沖縄の交通機関一覧
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